2024年10月3日木曜日

キンセンイシモチじゃなかったのか (゚д゚)! 後編

 こ(^0^)ん(^_^)ば(^▽^)ん(^_^)わ(^○^)

 アクアバディズです!!


 最近、透明度がよかったので、久々に沈船

潜ってみた。 が、透明度がいいのは20mまで

だった (~_~;)。 まぁ、そういうこともあり

ますな ヾ(≧▽≦)ノ


 さて、テンジクダイ深掘りブログ後編です。

一応、前回からの続き物なので、前回のブログを

見てない方は、前編から見てもらうほうが分かり

やすいかなぁ。 もちろん、そうですな(笑)!


 で、白っぽいのとオレンジっぽいの、見かけ

以外でも識別できるのか、生息環境に違いが

あれば、幼魚の識別も可能か? と思ったので

すが。

あぁ~、2種同時同所 ヾ(≧▽≦)ノ 生息環境

からの識別は無理なようです。


 この後の成長段階は、白っぽいのとオレンジ

っぽいので識別できるので、問題は幼魚です

なぁ。 その前にちょいと、この黄色ボッチに

注目してみた。

白っぽい個体(右下の個体)に比べて、オレンジ

っぽい個体(左上の個体)の黄色ボッチが大きい

気がしますね。 まぁ、相対的な判断にもなる

ので、難しいとは思いますが(~_~;)


 これを踏まえて、こちらの二人を見てみると、

写真の上の個体のほうが黄色ボッチが小さい、

というか、もうボッチではないですなぁ。 まぁ、

黄色い線も細いから、白っぽい体にオレンジ~

黄色線があるように見えます。 逆に写真下の

個体は、オレンジ黄色の体にシルバーの線が

ある! 感じですね。


 そうなると、オレンジ黄色とシルバー線の

太さが同じような個体でも、

黄色ボッチがほぼないので、白っぽい種である

ことが分かりますね。


 というところで、この2種の正体を探って

いくと。

 白っぽいのは、Yellow-striped Cardinalfish

(Ostorhinchus cyanosoma)。 これだけ白っ

ぽい他の種は、フィリピンエリアにはいない

ようなので、これで大丈夫かと。


 そして、オレンジっぽいのは、前回も説明

したように、キンセンイシモチの可能性がなく

なり、よく似たスジオテンジクダイも尾ビレの

模様も違うことから、可能性がなくなり。

 REEF FISH Identificationの、Wassinki 

Cardinalfish(Ostorhinchus wassinki)が有力の

ようです。


 ただ、最新のテンジクダイの図鑑

Cardinalfishes of the World での写真が別種の

ようで、しかも1枚しかなく情報が少ないので

すよ (~_~;) 代わりに、学名なしの Pacific 

Orange-lined Cardinalfish(Ostorhinchus sp.4)

とよく似ています。 この2種間の違いがイマ

イチよく分からないのですが、この図鑑が最新で

テンジクダイの仲間の集大成な感じなので、

こちらを採用しようかと。


 そんなこんなで、取り敢えず名前が分かった

のですが、どっちも名前が長いので、白っぽい

のはイエローライン、オレンジはパシフィック

と呼びますかねぇ。


 今回もだいぶ脳みそを使ってしまいましたが、

今までの情報から、

こちらのお方たちは、パシフィックの可能性が

大! かと。


 でも、本当に黄色ボッチだけで判断しても

いいのか、成長段階もあるし、微妙ですが。

この状態から、黄色ボッチが小さくなっていく

としたら、幼魚の識別はお手上げ?


 でもね、成長段階で黄色ボッチが小さくなって

いくのなら、

こちらは、もう小さい。 というか、すでに

ボッチではないので、イエローラインという

ことになりますなぁ。 まぁ、同じような

サイズのお方たちをもっと見比べないとです

けどね。 まだまだ要探求です \(◎o◎)/!


 だって、背ビレに赤が入ってる個体もいるもん

ねぇ。 (゚д゚)!

たくさんこのサイズの赤ちゃんが群れてたけど、

赤い背ビレなのは数匹だけでした! 別種って

こと? (゚д゚)!?


 さらに小さいと、

あっはっは。 難しいねぇ。 でも、面白い

ねぇ ヾ(≧▽≦)ノ やめられませんねぇ。



  「 探求の旅はまだまだ続きます~っ  \(^_^)/! 

        ((((o((=゚ェ゚=))o ☆ 」



ほいじゃ



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